ゴッホのひまわり 乱 雑記


いつも遠いガラス越しのひまわりが 今回はそばで見られて
なんだか得した気分だった・・

今回はアムステルダムからきていて 二枚のひまわりが並んだ
比べてみると同じ黄色でもいろいろな差があって
じっと見ていると青や緑や赤などの混ざった色が見えてくる
絵の具をちゃんと混ぜてないのかな わからないけれど・・
全体から伝わる色合いなんだろうか・・

最初にブリューゲルの大きな花瓶の絵があって それにやられてしまったので
ひまわりは花に見えなかった
ゴッホのひまわりは ひまわりじゃなく「ゴッホのひまわり」だ
そういったところが やっぱりすごいんだろうなと思う

年代とか確かめなかったが おそらく初期のものだと思うが
赤いグラジオラス(タチアオイ?)の花の絵があって それが素敵だった
グラジオラスの赤と となりの花の白からピンクのグレデーションが丁寧で
ゴッホらしくないといえばそれまでだが わたしはあの静けさは好きだ
東洋的な青絵の壷も闇のなかで際立っていてきれいだった
静かだけれども 後のゴッホの爆発的なエネルギーが凝縮されていて
絵全体が固い蕾のように感じた

ヤスダのひまわりの絵の中心部分にそんな凝縮されていた感じが残っていて
そこから 放射状にエネルギーが出ているように感じた
アムスの方は 全体が散漫で迫力がなかった
構図はほとんど一緒だけれど 安定性が全く違っていた
どちらかといえば 花瓶や床が歪んでいるのはヤスダのほうだけれど
不安定と感じないのは おそらく色が薄いのに凝縮された中心部があるからだ


ゴッホはほんとすごいけど やはり好きな画家ではない
透明感のある静かな感じを何点かに感じる
それが好きだ



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