悪夢 夜は嫌いだった ふとんの中に閉じこもって 目だけは じっと天井をみていた 天井の模様の木の節が だんだん  何かの目に見えてきて こちらをにらんだ 天井の裏で ばりばりと 音がした そとの風が雨戸を がたがた ゆらした そんな夜は かならず怖い夢を見た ひとりの夜は ほんとうにこわかった そしていつでも ひとりだった













Nightmare (The Incubus) 1781-82
Freies Deutsches Hochstift
John Henry Fuseli
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